NEDO「SBIR推進プログラム」(一気通関型)」フェーズ2に採択されました

エルシオは、NEDOが実施する2025年度「SBIR推進プログラム(一気通貫型)」のステージゲート審査に合格し、2024年度からフェーズ1として進めてきた助成事業「高齢者社会の安全・快適性を実現するオートフォーカス老眼鏡の開発」について、引き続きフェーズ2を実施することとなりました。
 
NEDOのSBIR推進プログラム(一気通貫型)では、フェーズ1でPOC(概念実証)やFS(実現可能性調査)を行い、ステージゲート審査を通過したテーマはフェーズ2で実用化に向けた研究開発を実施します。エルシオは本フェーズ2を通じて、介護が必要な高齢者の方々にも安全かつ快適にお使いいただけるオートフォーカス老眼鏡の実用化を加速し、眼に関する課題解決とQOL向上への貢献を目指してまいります。
(参考:フェーズ1採択時のプレスリリースはこちら
 

■助成事業の概要

助成事業の名称:
「高齢者社会の安全・快適性を実現するオートフォーカス老眼鏡の開発」
 
助成対象フェーズ:
フェーズ2(POCやFSを完了している事業者が、実用化に向けた研究開発を実施する段階)
 
助成事業の概要:
高齢化が進む日本では、老眼者や眼病患者が増えています。しかし、「複数の老眼鏡を使い分ける」「視野に歪みがある遠近両用眼鏡を使う」といった現状の老眼対策は、介護が必要な(身体的・精神的な疾患がある)老眼者にとって実用面・安全面で不十分であり、介護者の負担も増加してしまいます。本事業では、介護が必要な老眼者に向けた世界初の「オートフォーカスグラス(自動でピントが変わるメガネ)」を開発します。老眼者はこのメガネ1本で広くてクリアな視界を維持でき、乱視対策もできるようになります。これは、介護者の負担軽減や老眼者のQOL向上につながります。
 
採択結果の通知ページ:
(※上記ページ内の「詳細資料」→「別添1:実施予定先一覧」をご覧ください)